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体験談:寒冷性じんましんとは?発症から今後の付き合い方

      2016/07/09

寒冷性じんましん(以下:蕁麻疹)ってご存知ですか?

急激な温度変化で体が急に冷えることにより皮膚に発疹がでたり、かゆみが出たりするじんましんです。「蕁麻疹と診断され今後どうしたらいいのか」また「蕁麻疹なのかわからないけど私のこの症状って?」と思って来てくれた人たちにもわかりやすいようにまとめてみました。

多くの人にこの症状を理解していただけたら嬉しいです。そして私個人の経験によるものですので人により個人差があります。あくまでも参考程度にご覧ください。調べることは後からいくらでもできるので、発疹やかゆみが強い場合は発疹が出ているうちに早めに病院へ行くことをおススメします。

私が初めて寒冷性蕁麻疹になったとき

私自身、寒冷性蕁麻疹が出たのは中学の時のプールの授業です。それまでは花粉症や他のアレルギーや蕁麻疹があるわけではなく至って健康体だったのですが、なんのまいぶれもなく突如として発症しました。

生理が始まり体質が変わったことが大きく影響していると思います。この蕁麻疹と付き合い続けて早15年がたとうとしています。プールから上がったあとの体温低下、体が冷えたことが主な原因です。当時はかゆいだけで気づいたら蕁麻疹も引いていたので何も気にしていなかったのですが、親に見つかり病院へ行ったところ「寒冷性蕁麻疹」と診断されました。

曇り空のプールはもちろん、晴れていても水温が低い場合、室内温水プールでも蕁麻疹はでるので注意が必要です。またどうしてもプールに入りたいからと薬で抑えて入ることも可能だと思いますが、蕁麻疹が重度の場合全身に蕁麻疹(アナフィラキシーショック)が出てしまいショック死する場合もあります。一度お医者さんに相談の上決めましょう。

春や夏場の暖かい季節でも蕁麻疹は出る

よく「寒冷性蕁麻疹」で検索すると「秋・冬場に多い」とか「寒い季節は要注意」と出てくると思いますが、私自身蕁麻疹が多く出る季節は「春・夏」が多いと思います。私の場合春は毎日出てますね。もちろん秋冬の寒い季節も必ず出てきまけどね。

それではなぜ春夏なのか?

よく思い出してください。どんどん暖かくなる季節、外の暑さに対応してどんどん薄着になっていきませんか?それと比例するかのように室内では窓を開けて涼しい風を通したり、クーラーをつけたりします。外ではちょうどいい温度でも室内に入れば体が冷えて蕁麻疹がでてしまうというわけです。じっとしてなければならないクーラーの効いた講義室や、食材を冷やすスーパー、デパート、飲食店、お風呂上りなどがいい例です。

逆に、秋冬は寒いことが当たり前なので厚着をするようになります。また室内も暖かいので蕁麻疹はあまり出にくいケースが多いと思います。

季節関係なく1年中でているので蕁麻疹は寒くなくても出ます。要はちょっとした油断と判断ミスで蕁麻疹が出てきますので上着などを忘れずに注意しましょう。

寒冷性蕁麻疹とは?

寒冷性蕁麻疹とは?

皮膚の温度より低い温度に触れる、当たる等の行為により急激な温度差が敏感に反応し、かゆみや腫れが起こる症状を寒冷性蕁麻疹と言います。

例えば・・・
冷たいフローリングに座っていたら足がかゆい
冷たいジュースやアイスを持っていたら手のひらがかゆい
ジョギング後体が猛烈にかゆい
冬に自転車を乗ったら(冷たい風にあたったら)足や手、顔がかゆい

などの症状が見られた場合、寒冷性蕁麻疹の可能性が高いと思われます。なんとなくかゆいというよりはかゆみを我慢できないくらい「猛烈にかゆい」と言ったほうが適切かもしれません。

寒冷性蕁麻疹の特徴

寒冷性蕁麻疹の見た目の特徴としては「蚊に刺された時のような赤みのあるふくらみが徐々に拡大、肥大し平らに広がっていく感じ」であり「蚊に指の関節部分やくるぶしを刺された時のかゆさ」が蕁麻疹がひくまで続きます。

しかし、発疹が出てから2時間程度できれいに引くのが特徴です。主によく出る場所としては「手、腕、足、太もも、背中、腹部」が挙げられます。

また、寒冷性蕁麻疹を持っている人は「温熱蕁麻疹」にもなりやすいと言われています(寒冷の逆)。蕁麻疹が出たからと言って急激に体を温める行為はやめましょう。

私の場合、おしりから太ももにかけてが一番初めに出やすく、また前太もも、ひざ周りも次いで良く出てきます。とくに女性の場合冬タイツを履くことが多いと思いますが、ひざは本当かゆくなるので要注意です。

症状が出るケース

基本的に季節に問わず肌寒いなと感じたら肌にかゆみが出てくるので、肌寒いと感じたらすぐに上着をきましょう。

【家にいるとき】
窓を開けての換気:心地よく感じても徐々に皮膚が冷えていく為
お風呂上り:脱衣所が冷えていることにより体が急に冷える為
クーラー:家全体特に脱衣所が冷えている場合は注意
冷たいフローリング:フローリングの接地面(足、太もも、ふくらはぎ)

【外出時】
自然風:冷たい風、涼しい風、影にいるとき
クーラー:電車、スーパー、デパート、飲食店等
プール
ジョギングなどの大量の汗をかく運動:汗で皮膚が冷えるため(すぐ汗ふいて上着を着る)

【その他】
冷たいものをもつ:冷たいジュースなどを持っていると体が冷える、手のひらがかゆくなる
冷たいものを食べすぎる:体が冷えるため

など、思いつくあたり書いてみたのですが基本的に体(皮膚)が冷える場面で出ることが多いです。

とくに注意したいこと

寒冷性蕁麻疹の原因ともなりやすいのが「ジョギングなどによる大量に汗をかくスポーツ」です。運動中は体が熱くなっているため気づきにくいのですが、運動後かいた汗が急激に体を冷やし肌寒く感じることはありませんか?この冷えが蕁麻疹の原因になりやすいといわれています。

意外に油断しがちで、気づかずに運動を続けてしまい全身に蕁麻疹が出て大事に至るケースもありますので、激しく汗をかくスポーツは気を付けましょう。運動後は汗が冷えないようにすぐに着替えたり、シャワーを浴びたりするなど対策をとりましょう。

アナフィラキシーショック

そばなどの食物アレルギーや、ハチに刺されたことによるアレルギーなどでよく耳にする方も多いと思います。

アナフィラキシーショックは基本的には、血管が拡張し血漿(けっしょう)成分がもれ出ることによります。それに加えて、他のショックと異なり、気道の平滑筋(へいかつきん)が収縮したり気道のむくみを起こしたり、分泌物が増加することによる閉塞、血管運動性のむくみ、じんま疹などのI型アレルギーの症状が現れます。
(1)初期症状あるいは自覚症状
前駆症状は、口内異常感、口唇のしびれ、のどが詰まった感じ、嚥下(えんげ)困難感、両手足末端のしびれ、心悸亢進、悪心(おしん)、耳鳴、めまい、胸部不快感、目の前が暗くなった感じ、虚脱感(きょだつかん)、四肢の冷感、腹痛、尿意、便意などです。
(2)他覚症状
初期の他覚症状としては、くしゃみ、反射性咳(せき)発作、約半数に皮膚紅潮、じんま疹、まぶたや口唇のむくみなどが認められます。さらに急激な血圧低下、循環不全に伴う意識障害、あるいは気道が狭くなることによる呼吸困難、チアノーゼが現れます。時に、気道狭窄(きょうさく)による窒息(ちっそく)が主症状となることもあります。

出典:アナフィラキシーショックの症状と原因 – gooヘルスケア

寒冷性蕁麻疹でも同様、ひどい場合はこういった症状になるケースもあるので気になる方は病院でアレルギー検査をしてもらうといいかもしれません。

寒冷性蕁麻疹との今後の付き合い方

出てしまった寒冷性蕁麻疹の対処法

蕁麻疹が出てくる前に、肌にかゆみが出てくると思います。その時に我慢をしないで体を温めてあげることでかゆみだけならすぐに治まります。

【例】上着、長袖を着る、ストールを羽織る、厚着をする(冬)、温かい飲み物、日向にあたる等

肌が赤くなって蕁麻疹が出てしまった場合は、処方された塗り薬を塗り同じように体を温めましょう。蕁麻疹が出てしまった場合はすぐには引きません。早ければ1時間程度、だいたい2時間程度で引いてくると思います。

あまりのかゆさに思わずかいてしまうと思いますが、皮膚が傷ついたりますます悪化するので、さすったりもんだりすると血行もよくなり早く引くようになるのでおススメです。

また通常の蕁麻疹が出た時はシャワーや氷で冷やすといいと言われますが、寒冷性蕁麻疹は皮膚を冷やすとより悪化するので注意しましょう。

あまりにも全身が腫れる等ひどい場合はすぐに病院へ行ってください。私も以前あったのですが人前に出れるようなものでもないし、かゆみも尋常じゃなかったので病院へ行くと、点滴を打ってくれました。点滴を打たれると引くのですが、結局完治したのは3日目で毎日点滴を打っもらいました。

発症を防ぐ方法

上記「症状が出るケース」で記載した通り『体(皮膚)が冷える』ことによりかゆみや蕁麻疹が出てきます。なので一番の方法としては

 体を温めること(皮膚を冷やさないこと)

体温の温度変化を極力抑える

に尽きると思います。体が暖かいなって思っている時は蕁麻疹はでてきません。逆に「ちょっと涼しいな~」「肌寒いな」って思っているとだいたい出てきます。蕁麻疹は症状が早く表れるタイプなので、上着を羽織ったりして体温をあげてあげれば防ぐことが可能です。暖かさを感じるちょどいい服装を心がけましょう。※直接クーラーが当たる場所は避けましょう。

また、お風呂上りに体を拭いている間、体がどんどん冷えていくので十分に湯船に浸かって体がぽかぽか温まってからでる、脱衣所は温めておく(クーラーなどの冷気で冷やさない)といいと思います。脱衣所にヒーターはもったいないわって方は、お風呂のふたを開けたまま暖かくなっている浴室で体を拭いたりするのがおすすめです。

夏でもだいたいカーディガンやパーカーを羽織っているので(暑いときは脱ぎますが)おかげで日焼けをあまりしなくなりました。そして風邪もひきにくくなるんです。実はこういったメリットもある。

お薬を処方されている人はお薬を飲みましょう!根本的治療ではありませんが、ひどくならないように症状を和らげたい人には必要となってくるでしょう。

寒冷性蕁麻疹を根本的に治す方法はないのか?

毎日毎日体がかゆいのも嫌だし、プールだって気にせず入りたいし、BBQに行ったら川にだって飛び込みたい、露出だって気にせずしたい(変態ではないやつ)。思春期も青春も一緒に来たので「あ、出るかも」なんて考えることにもなんだか慣れてしまったのだけれど・・・とは言ってもやっぱり、完治したいですよね。

自分では時期に見慣れる発疹であっても、いつどのタイミングで悪化するのかもわかりませんからね。抗ヒスタミンの薬で治療はしたくないという人もいると思います。

ということで、調べてみました。

私自身は今のところこの蕁麻疹が完治するのかは未知数です。体質が変わって蕁麻疹が発症したように、体質が変わるとまた蕁麻疹が出なくなるといったこともあり得ます。そこで、蕁麻疹に効果のある治療薬としては『漢方』が挙げられるでしょう。

自然治癒力を利用する漢方には、内面から肌をきれいにする漢方や、抗ヒスタミン剤のようなかゆみなどを抑える漢方、ストレスを和らげる漢方等、様々な種類があります。そして漢方薬には漢方の医学に基づいて処方されるため日本の薬剤師でも特別な許可が必要となっています。

とくに、抗ヒスタミン等病院から出される薬はあまり飲みたくないと思っている方は「副作用」に警戒されているのではないでしょうか。漢方にはそういった「副作用」の概念もなく、仮に副作用が出てしまった場合は診断ミス、投薬ミスとされるといわれています。

漢方薬を考えている方は必ず専門医の診断を受けて指示に従って飲みましょう。

まとめ

長期的な付き合いになってくると思います。気づかずにひどくなってしまっては大事に至ることもあるので、少しでも症状が当てはまる方はお医者さんに診てもらうことをおススメします。症状をしっているのと知らないのでは今後の対処法が異なってきます。

普段の心がけ次第で症状を和らげることもできるので、普段の自己管理が重要となってくるでしょう。

 - 体・美容

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