全然貯金ができてない・・・・。
友達の年収や友達の旦那さんの年収、友達の貯金額を聞いてびっくりすることってありませんか?
このままこの仕事を続けていいのか、パートでもした方がいいのか・・・一般的に同じ世代の人や夫婦はどのくらいの収入で、しかもどのくらい貯金しているのでしょうか?
今回は20代の平均収入に加え、夫婦合わせた収入、貯蓄額について調べてみました。
20代の平均収入額は?
こちらをご覧ください。
「平成25年分民間給与実態統計調査結果」(国税庁)より、年齢別の平均年収(単位:万円)。男性の年収が500万円を超えるのは40歳以降となっている
20代における平均的な収入額は
20代前半 男性265万円 女性226万円
20代後半 男性371万円 女性295万円
20代の場合、後半になると出世やポジション的に良い位置に付けるようになるなど収入額は必然と上がってくる傾向にあるようです。男性は年代が上がるごとにキャリアを積むのでどんどん上昇していきます。
また、男女でも大きな差が出てきます。
この年代になると女性の場合、結婚や出産で退職するケースや、転職を考える人も比較的多くなることが挙げられます。その為か年齢を重ねても数値から見ると比較的年収額は一定(300万円前後)のようです。
夫婦(男女)合わせた平均的な年収は
20代前半の夫婦 491万円
20代後半の夫婦 666万円
これは男女共働きの場合の世帯当たりの平均年収です。
20代後半になると、一人の時と比べ全体の収入が200万円ほど上がります。
20代夫婦が知っておきたい貯金額
20代の貯金額
20代の平均収入がわかったところで、どのくらいの額を貯金しているのでしょうか?
金融広報中央委員が調べた調査結果では
金融資産非保有 30.6%
100万円未満 14.3%
100-200万円未満 12.2%
200-300万円未満 6.1%
300-400万円未満 8.2%
400-500万円未満 8.2%
500-700万円未満 4.1%
700-1,000万円未満 8.2%
1,000-1,500万円未満 0.0%
1,500-2,000万円未満 0.0%
2,000-3,000万円未満 0.0%
3,000万円以上 0.0%
このデータは、20代の年収が最も多い額「300万~500万円」を稼いでいる人達が対象に行われています。
また、一人暮らしの人や、実家暮らしで家賃がかからない人も含まれて居るため、貯金や資産をまったく持っていない人が全体の約30%いる一方で、700万~1000万の貯金を持っている人もいます。しかし平均的にみると、20代の平均預金額は203万円。
夫婦での生活の場合、厚生労働省が出した国民生活基礎調査によると、20代夫婦の平均預金額は160万1000円となっているようです。
結婚後一番貯め時な時期(タメキ)は?
最も収入のうち貯蓄に回せる額が多い時期ってご存知ですか?
総務省「家計調査年報」によると一番の貯め時は、25歳~29歳の貯蓄率が25.8%と一番高くなっています。
次いで30歳~35歳が23.9%、36歳~39歳が22.5%となっており、その後59歳までは減少傾向にあります。60歳からは貯蓄率は5%程度に減少しています。
以上を踏まえると、子供の教育費がかかる前にしっかりと貯めておく必要があるんですね。
「一般的に結婚後には、(1)DINKS(Double Income No KidS=共働きで子供なし)の期間、(2)子供が小学生の時期、(3)子供が大学を卒業して独立した後、の3つのタメキが訪れます。このうち最大のタメキが(1)。共働きという条件付きではありますが、世帯年収400万円に満たなくても、ここを有効に使えば将来設計は十分に可能です」
また、データ上男性の年収が500万円を超えるのは40歳以降とされています。この頃になると子供の養育費がピークになり、自分たちの老後の生活のことも考えていかなければなりませんね。
まずは貯蓄の目標を明確にするといいでしょう。
金額で目標を立てるなら、例えば、「1年間に年収の15%」を目指してみてはいかがでしょうか。
1年間に年収の15%を貯めると7年で年収分の貯金ができるようです。
貯蓄に年収分入っていると心に余裕ができますね。
お金が無いときって本当に心に余裕が持てなくなるんですよね・・・。
共働きのほうが税負担が軽い
1人で年収600万(A家庭)と、夫婦合わせて600万(B家庭)では、同じ世帯収入でも税負担が違うのはご存知ですか?
所得税は累進課税で所得におおじて税率が変わります。
年収600万円の場合、一般的世帯では10%、年収300万円の場合5%です。
収入が仮に50万円上がった場合・・・
(A)50万円×所得税率10%=5万円
(B)50万円×所得税率5%=2万5000円
収入を集中させるより、分散させた方が収入がアップした時の税率は軽減できる仕組みになっています。
また共働きの最大のメリットは収入を分散できることです。雇用形態の変化や、病気やけがなどで働けなくなった時など、一方が引き続き働いていると当面の生活が可能です。
一言
書いている自分に精神的ダメージが・・・収入を上げなければ。